第1回イキイキ人生塾
平成16年9月27日月曜日 午後6時30分?8時45分
参加者 20名
講師 勝山 欣哉氏
プロフィール
昭和31年3月卒業4期生
レンゴー株式会社専務取締役、常勤監査役を歴任
平成12年?14年 柑芦会大阪支部長
現在 関西十津川郷友会会長
? 自分を育ててくれた故郷の役にたちたい。
? 自分の住んでいる地域の役にたちたい。
と強い信念のもと故郷と住んでいる地域とのかかわりあいについて、きわめて具体的なお話があり、思っていてもなかなか実行できない我々にとって、まさに勝山さんの生きざまを、見せていただいた思いがいたしました。
最初から最後まで、洒脱なお話の中に、時としてユーモアを交え、一貫して故郷、十津川をこよなく愛し、先祖の人達を敬い、未来を見据えたお話でした。
講演要旨
? 大学入学までの生立ち
十津川高校時代ご尊父を亡くされ、十津川村の奨学資金を受け和歌山大学経済学部へ
十津川村を想う原点
? 十津川村の歴史概観
神話物語から明治維新に至るまで十津川の人達は、常に国家の為に尽くしてきた。
西南の役でも紀州藩と共に奮戦、薩摩藩の敵であったにもかかわらず田原坂に戦死者の慰霊碑が建てられている。(いかに敵からも尊敬されたかの証明)
天誅組事件(文久3年 1863年)
大水害 (明治21年1889年)
北海道への移住希望者2691人が、11月酷寒の地へ
過酷な生活の中で原野開拓 新十津川町として現在に
? 十津川の変遷
過疎化の進行、老齢化の進行、農林就業者の激減、天然林は減少し、人工林の増加
今後の対策 林業の再生産、 Uターン、定住者の増加、観光の振興
?日本の森林問題
森林面積減らず、蓄積量が増えている反面、林業就業者が激変していることは、結果として森林の手入れが行われず、国土の荒廃をもたらし、「健全な緑の保全」がなされていないのが、日本の森林の現状である。
森林の荒廃は「風水害」の被害増などの原因になっている。
問題提起
今までの植林一辺倒の森林政策を改め
?今放置されている森林の手入れに、都会で余っている労働力を振り向ける失業対策
?国産材の消費を促進する政策を打出すこと
崩壊した日本林業を、再生産可能な産業に立て直すこと
このことが、国土保全や水資源の涵養機能維持、ひいては地球環境維持にもつながる。
緑の保全という立場から、自然林も含め、絶えず適正な伐採をすることで若くて℃O2の吸収力の強い健全な森林が維持される。
感想
上記要旨の通り、詳細な資料をもとに、データを駆使して、歴史から現状分析に至り、将来への展望を系統だてて講話いただきました。
「村おこしは人起こし」「本日の参加者みなさん観光客に見えます。」
と結ばれました。
また、最後に健康であることが大事。ご自身3年前糖尿病で入院
養生しながら、自分の病気について公表するのも生き方とも話されました。
終始一貫、淡々と時に厳しく、また慈愛をこめた話しぶり、聞く者に感動を与えられ、自分自身の至らなさを思い知り、会館を後にいたしました。
先輩ありがとうございました。
参考
アンケート集計結果
? 内容について
面白かった 11名
その他 1名
? 話の時間について
妥当である 11名
回答なし 1名
参加者 20名
講師 勝山 欣哉氏
プロフィール
昭和31年3月卒業4期生
レンゴー株式会社専務取締役、常勤監査役を歴任
平成12年?14年 柑芦会大阪支部長
現在 関西十津川郷友会会長
? 自分を育ててくれた故郷の役にたちたい。
? 自分の住んでいる地域の役にたちたい。
と強い信念のもと故郷と住んでいる地域とのかかわりあいについて、きわめて具体的なお話があり、思っていてもなかなか実行できない我々にとって、まさに勝山さんの生きざまを、見せていただいた思いがいたしました。
最初から最後まで、洒脱なお話の中に、時としてユーモアを交え、一貫して故郷、十津川をこよなく愛し、先祖の人達を敬い、未来を見据えたお話でした。
講演要旨
? 大学入学までの生立ち
十津川高校時代ご尊父を亡くされ、十津川村の奨学資金を受け和歌山大学経済学部へ
十津川村を想う原点
? 十津川村の歴史概観
神話物語から明治維新に至るまで十津川の人達は、常に国家の為に尽くしてきた。
西南の役でも紀州藩と共に奮戦、薩摩藩の敵であったにもかかわらず田原坂に戦死者の慰霊碑が建てられている。(いかに敵からも尊敬されたかの証明)
天誅組事件(文久3年 1863年)
大水害 (明治21年1889年)
北海道への移住希望者2691人が、11月酷寒の地へ
過酷な生活の中で原野開拓 新十津川町として現在に
? 十津川の変遷
過疎化の進行、老齢化の進行、農林就業者の激減、天然林は減少し、人工林の増加
今後の対策 林業の再生産、 Uターン、定住者の増加、観光の振興
?日本の森林問題
森林面積減らず、蓄積量が増えている反面、林業就業者が激変していることは、結果として森林の手入れが行われず、国土の荒廃をもたらし、「健全な緑の保全」がなされていないのが、日本の森林の現状である。
森林の荒廃は「風水害」の被害増などの原因になっている。
問題提起
今までの植林一辺倒の森林政策を改め
?今放置されている森林の手入れに、都会で余っている労働力を振り向ける失業対策
?国産材の消費を促進する政策を打出すこと
崩壊した日本林業を、再生産可能な産業に立て直すこと
このことが、国土保全や水資源の涵養機能維持、ひいては地球環境維持にもつながる。
緑の保全という立場から、自然林も含め、絶えず適正な伐採をすることで若くて℃O2の吸収力の強い健全な森林が維持される。
感想
上記要旨の通り、詳細な資料をもとに、データを駆使して、歴史から現状分析に至り、将来への展望を系統だてて講話いただきました。
「村おこしは人起こし」「本日の参加者みなさん観光客に見えます。」
と結ばれました。
また、最後に健康であることが大事。ご自身3年前糖尿病で入院
養生しながら、自分の病気について公表するのも生き方とも話されました。
終始一貫、淡々と時に厳しく、また慈愛をこめた話しぶり、聞く者に感動を与えられ、自分自身の至らなさを思い知り、会館を後にいたしました。
先輩ありがとうございました。
参考
アンケート集計結果
? 内容について
面白かった 11名
その他 1名
? 話の時間について
妥当である 11名
回答なし 1名
