8月度 ビジネス人生塾『23年間の営業経験、人との出会い、そしてこれからの社会への挑戦』の報告
8月度 ビジネス人生塾の報告 2012年8月3日(金)
講 師:谷口 充さん(大学37期)
参加者:11名
テーマ:『23年間の営業経験、人との出会い、そしてこれからの社会への挑戦』
今回は、和歌山大卒業後、日本電気株式会社に入社され、現在、関西支社で社会
インフラ分野にて活躍中の谷口充さん(大37期)にお話しいただきました。

<日本電気株式会社について>
日本電気株式会社(NEC)は、1899年に設立の113年の歴史を誇る会社
です。
NECは、営業の基本方針として“Better Products, Better Service”という
スローガンを掲げています。絶えず進歩する為に「Best」ではなく「Better」
だそうです。
そして、通信・コンピュータ・半導体を3本柱として社会インフラ分野に力を
入れ成長してきました。その功績は、電話交換設備、通信設備、国際間海底
ケーブル敷設、人工衛星関連設備、スーパーコンピュータなど多くあります。
近年は、環境やクラウドシステムを事業の柱にしているそうです。
今後は、電気機器会社も単独企業でなんでも扱うITゼネコンと言われる形から
各社が協力して開発し、国内だけではなく全世界に渡る形になるという事です。
<会社の中で谷口さんが果たした役割>
1989年に和歌山大を卒業し、研修を終え最初に配属されたのが中国支社の
松江支店だったそうです。当時の松江周辺には大きな企業がなかった為、個人
商店までに営業したそうです。また一方で学校などにも営業活動を行い、家で
PC98を使っていた先生に親しんでもらい当時のシェアを占めていた富士通の牙城
を崩していったそうです。
その後1995年7月に中国支社に転属になり中国電力や広島ガスや広島県庁や
NTT西日本などを担当し、C&C(コンピュータとコミュニケーション(通信))の
両方を扱える営業になったそうです。
また労働組合の活動にも携わり、経営問題などについて役員や各支店の人々との
議論を通じて幅広い人脈を築いたそうです。
2002年7月に関西支社に移り、病院、公官庁、空港、大学など社会インフラ
ビジネスに携わり、またコンプライアンスや企業ガバナンスにも取り組まれて、
現在に至っているそうです。
その中で、病院のシステムに関して医師側と事務側との壁によって導入が
難しかった話など裏話を聞きました。

<これからの社会でたくましく活きていくために>
谷口さんは「会社人間ではいよいよ生きていけない。10年スパンで見ると
会社という組織がない社会が到来するかも、、、」と考えていたなか、去年の
和歌山南部の豪雨被災があり、「自分が何か出来ないか?個人として社会に
通じるのか?」などの疑問を持ち、和歌山大学のキャリアセンターに縁があり、
社外の付き合いを増やそうと考え、キャリアセンターの面接支援に協力頂いて
います。
今後は、大学院で教育問題関連の勉強研究を行い、スクールカウンセラーや
臨床心理士の資格を取りたいと考えているそうです。
今回は、谷口さんの企業においての生き方の話を聞き、また今後の高い志に
触れ、私も今後頑張って行こうと触発されました。
谷口充さん、今回は素晴らしいお話しをありがとうございました。
文責:小野(大井)信寛(院32期)
講 師:谷口 充さん(大学37期)
参加者:11名
テーマ:『23年間の営業経験、人との出会い、そしてこれからの社会への挑戦』
今回は、和歌山大卒業後、日本電気株式会社に入社され、現在、関西支社で社会
インフラ分野にて活躍中の谷口充さん(大37期)にお話しいただきました。

<日本電気株式会社について>
日本電気株式会社(NEC)は、1899年に設立の113年の歴史を誇る会社
です。
NECは、営業の基本方針として“Better Products, Better Service”という
スローガンを掲げています。絶えず進歩する為に「Best」ではなく「Better」
だそうです。
そして、通信・コンピュータ・半導体を3本柱として社会インフラ分野に力を
入れ成長してきました。その功績は、電話交換設備、通信設備、国際間海底
ケーブル敷設、人工衛星関連設備、スーパーコンピュータなど多くあります。
近年は、環境やクラウドシステムを事業の柱にしているそうです。
今後は、電気機器会社も単独企業でなんでも扱うITゼネコンと言われる形から
各社が協力して開発し、国内だけではなく全世界に渡る形になるという事です。
<会社の中で谷口さんが果たした役割>
1989年に和歌山大を卒業し、研修を終え最初に配属されたのが中国支社の
松江支店だったそうです。当時の松江周辺には大きな企業がなかった為、個人
商店までに営業したそうです。また一方で学校などにも営業活動を行い、家で
PC98を使っていた先生に親しんでもらい当時のシェアを占めていた富士通の牙城
を崩していったそうです。
その後1995年7月に中国支社に転属になり中国電力や広島ガスや広島県庁や
NTT西日本などを担当し、C&C(コンピュータとコミュニケーション(通信))の
両方を扱える営業になったそうです。
また労働組合の活動にも携わり、経営問題などについて役員や各支店の人々との
議論を通じて幅広い人脈を築いたそうです。
2002年7月に関西支社に移り、病院、公官庁、空港、大学など社会インフラ
ビジネスに携わり、またコンプライアンスや企業ガバナンスにも取り組まれて、
現在に至っているそうです。
その中で、病院のシステムに関して医師側と事務側との壁によって導入が
難しかった話など裏話を聞きました。

<これからの社会でたくましく活きていくために>
谷口さんは「会社人間ではいよいよ生きていけない。10年スパンで見ると
会社という組織がない社会が到来するかも、、、」と考えていたなか、去年の
和歌山南部の豪雨被災があり、「自分が何か出来ないか?個人として社会に
通じるのか?」などの疑問を持ち、和歌山大学のキャリアセンターに縁があり、
社外の付き合いを増やそうと考え、キャリアセンターの面接支援に協力頂いて
います。
今後は、大学院で教育問題関連の勉強研究を行い、スクールカウンセラーや
臨床心理士の資格を取りたいと考えているそうです。
今回は、谷口さんの企業においての生き方の話を聞き、また今後の高い志に
触れ、私も今後頑張って行こうと触発されました。
谷口充さん、今回は素晴らしいお話しをありがとうございました。
文責:小野(大井)信寛(院32期)