和歌山の「蜜柑」の香りと、天指して伸びる「芦」のたくましさ、強さに因んで命名された。そしてこれを「かんろ」でなく「こうろ」と読ましている。




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6月度経営者人生塾
6月23日(木)
講師 武田達雄(大10期)
テーマ 海外ビジネスのお話

今回は、元日本ペイント取締役の武田さんに海外ビジネス経験ついてお話いただきま
した。
武田さんは、1962年に日本ペイントに入社され、約40年のサラリーマン生活の
うち35年を海外で過ごされました。
オイルショック時代のバンコクやシンガポールの経験を皮切りに、最後は米国を経験
されました。
米国へは現地ホールディングカンパニーの社長として当初4年の予定で行かれたので
すが、結局9年間いらしたそうです。
会社設立から黒字化まで7年かかり労働組合対策等いろんな大変な局面も経験された
ようです。
参加者は、10期の方を中心に11名でしたが、今までの経営者人生塾の中でもっと
も活発な議論がされたように思います。

お話の中で、日本企業が海外へ進出するにあたってのキーワードは、次の3点だそう
です。

1.現地法人の現地化

輸出による市場の確保から始まり、現地法人を設立し現地化したものの・・・
成功するには、もの(材料)の現地化と人の現地化が必要。
人の現地化(トップに現地人を採用)は難しい(目標は、現地の人に認められること)
現地法人の組織の上から下まで現地人でということによって、はじめて市民権を得ら
れる。


2.現地の(ローカルスタッフ)に対するマネジメント

日本人は海外では評判がよくない。現地を重視せず、本社を見て仕事をしている。
日本人同士で話をしているのはだめで、「日本人だけで群れるな」と檄を飛ばされた
そうです。
まだまだ現地へ行くトップの教育が不十分。
海外駐在員の処遇が良すぎて、現地とのギャップがある。
現地にいたら、給与水準も現地に合わせるべき、さもないと現地人のモラルダウンを
引き起こしてしまう。
こういう人の問題が日系企業の弱点!とのことです。


3.本社の国際化

トップが現地人とフェイスツーフェイスで向き合える人でないといけない。
人の問題が、海外で成功できるかどうかの鍵を握っているといっても過言ではない。


今日のお話で、「海外ビジネスで成功するには人間力が必要」という言葉が印象的で
した。
ビジネスでは、海外では日本人は嫌われているということを意識しつつ現地人との融
和を図る気遣いができてはじめて認められるというメッセージも今後海外に行かれる
方には参考になると思います。


「最近の若い人の服装はなっとらん」という武田節も炸裂し、後日開催される和歌山
大学での学生向けの講義も楽しみです。

高校時代は、甲子園に出たとのことでしたが、その真相は兵庫県の県予選は甲子園で
行われていたためとのことでした。
そんなおちゃめな一面もあるがんこ親父風講演ありがとうございました。

文責 小柴学司(39期)


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