柑芦会(和歌山大学経済学部同窓会)大阪支部 会員の成長に役立ち、人生を豊かにする
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12月度経営者人生塾
12月6日(火)
講師 石山忠次(会員外)
テーマ 企業リスクと探偵について
参加者 13名

今回は、日本の探偵社で最も歴史がある株式会社テイタン大阪の石山常務にお話いただきました。
石山常務は、探偵暦37年の超ベテランで、なんとお父様も同社に勤める探偵だったそうです。

企業には、法務リスク、財務リスク、労務リスク、社会リスク、経済リスク等様々なリスクがありますが、インターネットが普及するにつれて多くの情報を扱う企業は、情報漏洩のリスクが大きくなります。
情報は漏れた瞬間は分からず、その情報が転売されたり使われたりするとはじめて発覚するという性格があるそうです。
また、カード情報はすでに漏れているというスタンスで日常気をつけなければならないというアドバイスをいただきました。

日常の探偵業務の尾行に関しては、次のような注意点があるそうです。
・まかれないように2人1組で行う。
・最近は誘拐事件が増えており、尾行をするにも不審な動きをしていると近所の人に通報されないように気をつける。

また、探偵と興信所の違いは、1クライアントへ情報を提供するかどうかで、情報収集方法もおのずと変わってくるそうです。
興信所の情報は、ざっくりしたやや信憑性の薄い情報ですが、それに対して、人手をかけて根拠のある情報を集めるのが探偵の仕事のようです。

裁判事例でも弁護士から情報収集を依頼されるそうです。
因みにラブホテルから出てきたカップルを正面から写真を撮ると逆に肖像権の侵害ということで、訴えられるそうです。

探偵の歴史は古く1400〜1500年前に「しのび」という記述があったそうで徳川幕府でも「探題」と呼ばれる人達がスパイ活動を行っていました。
明治時代には、警察もスパイ組織を使って情報収集を行っていたそうです。

また、明治25年に現東京商工リサーチの前進ができたのが、調査会社の最初だったそうです。

今年の国会で法律の成立が流れてしまった探偵業法というのは悪徳探偵社を取り締まるのに必要だそうです。

中国から特許侵害のコピー商品が入ってくるのを突き止めるために輸入されたコピー商品の荷札をごみの中から探す・・・というお話もリアルでおもしろかったです。
また、普段は見ることのないいろんな盗聴グッズや盗撮グッズも持ってきていただき、現物を見せていただきましたので、少し007やCIAのスパイになった気分を味わうことができました。
因みに盗聴・盗撮は、違法ですので、今日参加されたみなさんは、日本橋にこういうグッズが売っているからといって、しないようにしてくださいね。

最近、インターネットでややこしいメールがよく来るようになりましたがメールの返信をしないのがポイントとのことです。
みなさん、気を付けましょう。

日本は、平和なこともあり情報を取られるという点に関し、意識が薄いのですが、今日は、改めて情報の大切さを感じました。
石山常務、おもしろいお話をありがとうございました。

文責 小柴学司(39期)
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