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9月度イキイキ人生塾のご報告

人生塾 9月13日

テーマ:今、注目の飛鳥時代
        - 前期難波宮を中心として -

講師:西田 征弘(にしだ ゆきひろ) 大学10期 福知山市出身
        昭和37年 和歌山大学経済学部卒業、協和銀行(現在のりそな銀行)入行
        同行で、箕面、和歌山、目白、天六支店長等を歴任
        昭和63年 トラスコ中山(株)常勤監査役に就任
        平成15年 同社常勤監査役を退任
        その後、関西大学文学部で聴講生として3年間、主に人麻呂の万葉集を学ぶ。
        趣味 遺跡めぐり、カラオケ


お話の要旨
  (1)乙巳の変(645年)で、女帝の皇極天皇が退位し、孝徳天皇が即位。同時に都を
     飛鳥から難波に移し「難波長柄豊碕宮」を開く。これが難波宮(前期)である。
     しかし653年、先の天皇皇極・皇族・官僚が飛鳥に移ってしまい、翌654年
     孝徳天皇は難波宮でひとりさびしく亡くなった。この間、難波宮はわずか9年であ
     った。

  (2)ところが、何故孝徳帝が難波に都を遷したか理由が定かでない。日本書紀にも都が
     あったという事実の記述のみでその理由が明らかにされたいないのである。

  (3)当時の難波は、大和政権の外港として中国や朝鮮半島との交易の玄関口で、難波に
     遷都されたことは、その孝徳帝の政治姿勢を明確にしていると西田さんは指摘する。
     孝徳帝は、大化の改新の詔、中国・朝鮮との活発な交流、七色十三階冠位の制定等
     乙巳の変後の改革=大化の改新を実行し、開明的であったのだろう。

     それにも拘らず、乙巳の変の実行者で孝徳帝の皇太子である中大兄皇子の進言によ
     り、前述のとおり先の天皇皇極・皇族・官僚がこぞって飛鳥に戻ってしまう。

  (4)この辺に、孝徳帝と中大兄皇子や中臣鎌足らとの微妙な関係がみられる。西田さんは
     「あまりにも急進的で、海外の向かって開放的な施策が中大兄皇子初め、多くの官人
     に受け入れられなかったため」であるとその理由を述べられている。むしろ渡来人達
     (高向玄理ら)の提言によって都の建設や政治がなされたのではないかと指摘されて
     いる。

  (5)この大化の改新については、門脇悌二先生らの大化の改新否定論があるように、単な
     る蘇我入鹿に対する「殺人事件」があっただけで「改新」などという政治改革など
     なかったと言う人達がいる。
     これに対しても、西田さんは上述のような孝徳帝の政治を高く評価しているのである。

  (6)また、昨年9月に万葉仮名で「はるくさのはじめのとし」とよめる木簡が出土したが、
     通説では700年頃(持統帝)万葉仮名が作られたというが、650年頃の難波宮で
     発見されたことから、万葉仮名がつくられた年代が50年ほど遡られることが明らか
     になった。これは、万葉集を研究された西田さんにとっては自分の思いと合致し大変
     うれしかったようです。

私の所感
  (1)難波宮は大化の改新前後の政治と密接な関係があり、当時の政治情勢を解く上で重要
     なポイントであるような気がする。
     そのような点から見ると、難波宮はもう少し注目されてもいいように思います。

  (2)また、大和朝廷というと奈良飛鳥が中心であるが平城京が出来るまでは都や転々とした
     ことを考えると新たな視点が見えるかもしれない。

     思いつくまま列記しても以下のとおりです。
        645年 難波宮(前期)(孝徳天皇)
        655年 飛鳥岡本宮  (斉明天皇)
        726年 後期難波宮  (聖武天皇)
        745年 紫香楽宮
        784年 長岡京    (桓武天皇)

  (3)大阪にも、こんなに歴史上重要な史跡があることを改めて認識しました。
     未だに国家の成立過程が不明確な我が国です。私も少しは興味を持っているほうなので
     時間を見つけては史跡や文献をあたってみたいと思います。

     西田さん大変有難うございました。

           当日の参加人員:19名


                                          以上
文責  浦 義弘

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