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3月度研究わくわく人生塾のご報告

2008年3月26日(水)18時30分から21時

          観光人材の育成
      
講師:   竹林 明(たけばやし はじめ)先生(和歌山大学経済学部教授)
      神戸大学大学院経営学研究科後期博士課程単位取得終了

参加者16名

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 本年の観光学部新設を記念しての研究わくわく人生塾をシリーズで実施しています。
今回は、観光人材にスポットを当ててお話を頂きました。
やはり観光学部なので英語の強い女性の合格者が多く、男性にも少し頑張って欲しいものです。
観光人材は「まち創り人材」と「産業創り人材」の2大カテゴリーに分類され、階層ごとに
求められるスキルと職能が異なるので、特異性を整理し育成して行く必要があるそうです。
教授陣にも音楽イベントに長けた人や天文学の専門の人材を揃えているそうです。

(Ⅰ)観光業という業は産業分類にない

   (1)日本での観光の定義は、「景勝地や名勝を訪ねたり気晴らしや保養の為に定住地
      を一時的に離れて行う自由時間における消費活動」
      世界観光機関(UNWTO)の定義では「旅行をして、定住場所以外を訪れるも
      の、ただし滞在が1年以内のもので、しかも滞在先で報酬を得ることのないよう
      なレジャー目的、ビジネス目的他の目的を持ってなされるもの」
      
      モノの豊さから心の豊かさを求める時代になり、21世紀が観光の時代とともに
      地域活性化の切り口としても重視されている。

   (2)観光を構成する産業分野としては
      ・観光目的物(名所、旧跡、景勝地などの観光資源やテーマパーク。博物館など
       の観光関連施設)
      ・旅行関連施設(宿泊、飲食、休憩所、案内所など)
      ・観光基盤設備(航空、交通、同関連施設)
      ・その他(ガイド、ボランティアなど)
      
      たとえば、観光輸送業の人材は単なる輸送業の人材とは違うノウハウが必要だし、町全体が
      役割を担うこともあるという。
 
(Ⅱ)経営学的視点から観光を考える(政策科学と経済学の視点とは異なった切り口)

   (1)顧客に応える(顧客視点で組織が作れるか?)
      
   (2)経営理念の形成と浸透(何を目的とするか?リーダーのコミュニケーション能力と概念化力)
      
   (3)経営理念を実行する経営資源の掘り起こし(理念と資源は車の両輪)
      
   (4)組織の形、メンバーのへの役割期待の明瞭化

    (5) 人材およびその他経営資源の活用を支援するための制度設計

    ところで、皆さんの街の観光資源を第三者に説明できますか?意外にできないそうです。

(Ⅲ)まとめ

    (1)マーケティング発想で、まちづくりの戦略のできる人材の育成

    (2)オペレーション力、監督力だけでない観光人材のカテゴリー化と必要なスキルについての整理
       の必要性

    (3)地域再生学科では観光エリアをひとつの経営体と見なし、企業のトップ、ミドルにあたるスキル
       を有したエリアリーダーを育成していく。
       観光学科では個々の観光事業を通してまち創りに貢献する経営者層の育成を行う。
       今後は、英国の職業資格(NVQ)なども参考にリーダを育成して行く仕組みづくり
     

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講師は自らもヨット競技を楽しみ、生涯を通じてのマリンスポーツによる観光の掘り起こしにも造詣が深いよう
です。
観光人材という人材育成と一般的な経営学や経営組織論との学問的な違いを打ち出すべく熱心に奮闘されている
姿が心強く感じられました。
和歌山でも市街地活性化のために様々な提案を行う中での総論賛成各論反対的な苦労談にも同情させられました。
「一人勝ちは負けの始まり」の理念の中で競争と共生の仕組みづくりが大切だと力説されていました。
観光学部の人材輩出と日本での主要企業への就職と活躍のこれからの十数年が楽しみだという参加者の声が多く、
柑芦会としても観光学部が成功するように、応援団として見守って行きます。

サービスとホスピタリティーは全く違い、お客様上位かお客様と対等のおもてなしかの違いがある。自分のところ
に来てくれる消費者こそが顧客でありその顧客との互いに高め合う、くつろぎと癒しがホスピタリティーなのだ。
和歌山への観光客数も4000万人に迫り、外国人の多くが中国かららしい。これからが一層楽しみになってきた。

竹林先生、観光学部の合格発表などの仕事もあり大変お忙しいところ人生塾のために興味深い研究資料とレジュメ
をご準備いただき、為になる講義を本当にありがとうございました。

著書:『経験から学ぶ経営学入門』(共著)有斐閣、2007年
   『入門組織行動論』(分担執筆)、中央経済社、2007年
   『経営学への旅立ち』(分担執筆)、八千代出版社、2001年
   『柔構造組織パラダイム序説―新世代の日本的経営』(共著)、文眞堂、1994年


報告・文責:塾長 渡邊 豊(33期)

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