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平成23年度 経済講演会の報告

平成23年度 経済講演会の報告

   「第22回柑芦経済講演会が、盛況裡に開催されました」!

 1988年第1回の開催以来 22回を数える歴史ある「柑芦経済講演会」は、平成23年2月5日(土)
大阪産業創造館にて、161名の会員の参加をいただき、盛況裡に開催されました。
今回は、国立大学法人 和歌山大学の後援もいただき、4学部から学部長含めてのご参加も
頂きました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

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 開催に先立ち青柳支部長が「Kの時代の幕明け」を強調され、まさしく柑芦会のKとリンクして
夢のあるスタートとなりました。

3つのKとして、環境技術・教育・開発が新春の日本経済新聞に掲載されたことに触れられ、
今回の経済講演会が4つ目のKとして、韓国・教育・観光・研究開発で構成されているとの奥深さに
新たな感動を覚えました。

「日本の進路を考えよう」 日本の明るい未来に向けて -新たな展望を探る- をテーマに、
以下3名の各講師より まず40分間程度それぞれの立場で 現状や課題につき様々なデータに基づいて
講演をして頂きました。
 呉 榮煥氏 :大韓民国総領事  「韓国から見た日本・関西への期待」
 廣地義範氏(大学14期) : 中部国際空港旅客サービス(株)専務取締役 「空港から見えてくる国際競争力の低下」
 中村哲氏 : 独立行政法人 情報通信研究機構 けいはんな研究所所長 「明日を拓く技術開発」


*呉講師は、サッカーアジアカップでの李選手の決勝ゴールで日本も韓国も明るくなったとして、
日韓新交流元年の新しい協力のあり方を強調されました。
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何故 韓国が成長したかについては、韓国で97年、98年の外貨危機に伴う成長分野での改革がポイントで
国民が精神的にも強くなったことと、高い教育熱・人的資源・儒教の伝統に裏打ちされた激しい競争と
大統領制の良さとの相乗効果があること。
さらに、企業革命としてのグローバル展開とスピーディーな意思決定をあげていました。
関西は交流と友好の中心として歴史的にも非常に重要であり 第3の開国と国際化に期待し、
日本の活力を取り戻して欲しいとの希望とともに韓国を大切にして欲しいと述べられ、
今後の高齢化社会での日本の処方箋を参考にしたいとのことでした。

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* 廣地講師は、会社法が適用される民間会社である中部国際空港セントレアと特殊法人関西国際空港の事業費や
利益の質の違いに触れられ、競争力のKについて、ジャパンバッシングからジャパンパッシング
そしてジャパンナッシングという日本の現状に対し、企業間競争から国家間競争の時代となり
政官財国民の大きな意識改革が急務であると強調されました。
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「21世紀の国際競争力は国際空港の容量によって決まる」という元韓国大統領の言葉が
今の仁川国際空港の隆盛のポイントだそうです。
そして、民間大手企業の企業文化の違いを統一することの難しさのなかでの事業費や工期、工法など前例踏襲でない改革も
可能だという実体験を通して「使命感と自立・自己責任」のキーワードを披露されました。
そして、「業績の上がる経営」より 「正しい経営」が大切だとのことです。

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* 中村講師は、日本人のみの快適さを追求する所謂「ガラパゴス化の日本からの脱却」の重要性を強調されました。
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特にエレクトロニクス産業は研究開発費を出しても利益率が下がり続けるという悪循環の為、
水平統合に入る必要があるといいます。実は アメリカのシスコやHPがインターネットの世界をは牛耳っている為、
電波時計の電波を出しているNiCT(情報通信研究機構)では、
(1)新世代ネットワーク技術(2)安心・安全なICT(3)ユニバーサルコミュニケーション技術、を研究している。

大企業では事業成功の定義が売上100億円という大きな壁でイノベーションジレンマがあり、
ベンチャー企業の出現など損して得取る関西に期待が大きいという。
日本人が苦手とする国際コミュニケーション能力を補完する音声翻訳アプリケーションもiPhoneで提供している。
日本には世界で通用するエリート技術者は韓国より少ないが、スーパーエリート層の裾野があるので、
大学で実学を教えたり、国際的ヒューマンネットワークを構築するなり、技術者の教育と国際化で
まだまだ明るい技術開発の世界が待っているとのことです。

続いて、
「基調講演内容を参考に日本の進路を考える」のパネルディスカッションでは、3名のパネリスト:
 西原史郎氏  (大学46期) 西日本旅客鉄道(株)鉄道本部お客様サービス部
 大岡千紗氏  (大学54期) (株)ベネッセコーポレーション 大阪支社
 廣地義範氏  (大学14期) 中部国際空港旅客サービス(株)専務取締役
各パネリストがそれぞれの企業の取り組みと主張について、まず5分間程度での発表をしてくれました。
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 西原氏は、不幸な事故を教訓とした安全への取組と4時間以内での移動では飛行機より鉄道が優位であることを強調し、
九州新幹線や新しい大阪駅の誕生による中国人以外のインバウンドの重要性を上げられ、地域と共に発展したいと語った。
 
 大岡氏は、10年後を見据えた人材育の方向性について、国際競争とネットワークの重要性を強調し、
全入時代の大学の問題点や勉強への動機付けの欠落した若者への危惧として「安・近・短・楽」という進学先指向や
人材のガラパゴス化で教育環境面での韓国との格差の拡大を上げられ、21世紀スキルについて語った。

 廣地氏は、「政・官・財・学・国民」のペンタゴンの意識改革を強調し、国の発表データなどは
一度フィルターを架けて見る訓練の重要性を語った。

その後、青柳支部長がコーディネートされ、会場とも活発な質疑が行われ 講師の方々にはそれぞれの立場でお答え頂けました。

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最後に、青柳支部長から書籍のご紹介と明快なキーワードとして 以下のとおりまとめが発表されました。
1.国際感覚と創造性を持った優秀な人材を育てよう
2.自己自立の責任を持った仕事をしよう
3.韓国とも連携して東アジア広域経済圏を目指して頑張ろう
4.英語が苦手な方は、NiCTの音声翻訳ツールを早い時期に活用しよう
5.生産年齢人口減少を、高齢者の語学ボランティアなどの新しい観光需要開拓でカバー

 会員の皆様方からは、もう少し長く講演して欲しいとの声が出るくらい熱心に聴講と質疑をいただき、
大変満足をされていたようでした。
今年からは新しいKの時代という興味深い講演会となり、これからの経済講演会が楽しみだと
いう声も多く聞かれ、素晴らしい講演会となりました。
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最後に森副支部長から7月23日の大阪支部総会のお知らせと総括で閉会となりました。
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講師の方々には貴重な資料に基づくご講演本当に有り難うございました。
準備に携わられた実行委員の皆様、ご後援頂いた和歌山大学の山本学長様はじめ関係者の皆様にも
あわせて感謝させて頂きます。      以上    H23年2月     文責 渡邊 豊  


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