中堅中小企業のM&A仲介(ハッピーM&A)のことならおまかせください! 小柴学司(大39期)    株式会社山本進重郎商店のホームページです。 山本 進三(経済学部 産業工学科 39期)    大和紙料㈱ 機密書類の溶解処理からリサイクルへ、古紙のリサイクル。環境に優しく 矢倉 義弘(大6)   株式会社トヨコン  総合物流サービス業  明石忠男 (大4期)   「あら川の桃」ご案内 本多康重(17期)

11月研究わくわく人生塾「中東欧諸国の銀行部門と銀行民営化について」報告

2013年11月25日(月)18時30分から21時
研究わくわく人生塾

講 師: 高田 公(たかた こう)准教授
     京都大学大学院経済学研究科現代経済学専攻
     博士(経済学)(京都大学)     
受講者8名

テーマ:「中東欧諸国の銀行部門と銀行民営化について」

社会主義から資本主義への体制を転換した中東欧諸国(旧東欧の一部)では現在、
外国銀行が支配的となっているといいます。そして、先生がその原因について検討
されたお話を頂けました。それでは、講義の中でのポイントを少しだけご紹介させ
て頂きます。

高田先生



1.中東欧諸国で外国銀行が50%以上の資本を持つ銀行は過半数を占めます。
16カ国中スロヴェニアを除く15カ国で外資系が過半の銀行資産を占め、16カ国
平均でも1997年の23%から2007年には資産比率は81%にも及んでいます。

2.発展途上国では銀行数での外国銀行の割合は4割にもなり、規制緩和などで多国
籍銀行の活動が活発化しています。

3.中東欧諸国での銀行部門での外資支配の原因としていくつかの考察があります。  
(1)社会主義から資本主義への移行初期に、国有銀行の寡占状態が発生し、旧国有企業
との不良債権が累積し、外国資本への売却方式で民営化された。外国戦略投資家への売却
方式である(SFFI方式)が銀行部門安定化のために多くの国で活用された。

(2)かつて社会主義であった中東欧諸国にとってEU加盟が悲願であり、加盟条件クリア
の為に、外国銀行が親銀行として経営改善に大きな役割を果たせるSFFI方式での民営化
を選好。

(3)中東欧諸国は、EU内の中小国の銀行が優位性を持って進出可能な数少ないフロンテ
ィアであり競争戦略に位置づけられていた。

(4)例外的ケースとして、スロヴェニアのみが外資系銀行のシェアが低いのは、EU加盟の
問題としての銀行民営化が政権交代で交渉が遅れる内に交渉の大きな争点から外れたことも
一因のようです。

資料の中には、EU加盟国とユーロ参加国が示され、ポーランドとチェコに顕著な銀行部門
の外資系銀行の資産推移を見ることができた。
日本の金融系の進出では、チェコの国有銀行IPBの民営化の際に野村證券系が進出したこと
があるが、今はほとんど進出してないと言います。日本にとっての魅力が少ないのかも知れま
せん。
銀行グループでは、イタリア、オーストリア本店銀行の支店数が圧倒的です。

講義風景

高田 公先生、お忙しい中、貴重な資料を作成頂き、中東欧諸国の事情がよくわかりました。
日本の企業の進出にはやはり銀行の役割も大きいことも参加者の皆様のご意見から学ぶこと
ができました。本当に有り難うございました。


共著:『「躍動する中国と回復するロシア』



*開催済みの研究わくわく人生塾の内容です。ご覧下さい
  http://kourokai.blog3.fc2.com/blog-category-1.html         
                               文責:塾長 渡邊豊

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール
このページをお気に入りに登録


kourokai

  • Author:kourokai
  • 柑芦会大阪支部ブログへようこそ!
メールフォーム

こちらからお願いいたします。↓↓↓

http://www.kourokai.com/FormMail/mail/FormMail.html

最近の記事
カテゴリー
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
RSSフィード
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
フリーエリア
ブログ内検索
リンク

http://www.ibs-japan.net/