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研究わくわく人生塾 「観光情報の管理・発信における状況」の報告

2015年8月19日(水)18時30分から21時
研究わくわく人生塾

講 師:田中 豪(たなか たけし)教授
    九州大学工学部 電気工学科卒
      
     
受講者 11名

「観光情報の管理・発信における状況」

先生は、日本電信電話公社(現NTT)横須賀電気通信研究所、NTTデータ通信株式会社(現NTTデータ)
技術担当部長、NTTソフトウェア株式会社 技術開発部担当部長としてデータベースシステムの研究
・開発および研究・開発管理をされてきました。

平成15年から和歌山大学システム工学部教授、そして、平成19年から観光学部教授として観光情報
管理・情報発信に関する研究をされています。

今回は、「観光情報の発信と管理」についてインターネットを中心としたICT技術の進展による影響の
概観お話していただきましたので、その講義のポイントを皆様へ報告いたします。

田中先生写真

(1)観光情報とは広義には観光に関するあらゆる情報であり、狭義では観光者があらゆる場面で必要
となる情報である。

(2)観光情報では観光客が観光後に発信する評価、印象などの情報・口コミ情報などの評価情報が
重要となっている。

(3)観光情報にはガイドブックに記載されるような変動の少ない静態情報と季節によって変わる情報や
イベントなどの動態情報がある。ここでは時間の観念がポイントになっている。

(4)観光情報は媒体によって伝えられるが、観光雑誌などでは知らない世界を探すのは難しい。
   間接的な情報としての小説や漫画、ドラマでは受け身で意図しない情報が入ってくるが、意外に
この有用性は広く認識されている。

(5)インフォメーションとしての観光情報とある意味を持ったひとかたまりの情報である観光コンテンツ
が重要となっている。

(6)物語性・テーマ性を付加したコンテンツ・ツーリズムは新たなブランド化としての認識が生まれて
   いるが持続性にはやや問題がある。

(7)インターネットの平成25年個人利用者数は1億人を超え、人口普及率82.8%に至っている。
よって、ソーシャルメディアとしての利用が拡大している。

(8)インターネットは、即時、利便性、双方性、低コストに優れているので運用側も利用者側もともに
利用されているが、情報の信憑性の判断などの留意も増大している。

(9)ソーシャルメディアで拡散する情報の管理は難しく評価もなかなか消すことができないが、有効な
ツールとして今後ますます会員制投稿などで活用が期待されている。

(10)最近では観光者のみでなく、観光主体側でもFacebookなどを情報発信拡散用に積極的に活用している
   が、情報の掲載や管理を誰がどのように行うかなど継続的に活用する課題がまだ残っているようであ
   る。人手ではなかなか難しいところがあるようです。

(11)観光産業では関連の業界の幅が広くそれぞれの情報管理とルールが必要となっている。
観光産業は多種多様な情報の流通により成立しているので情報の蓄積、流通および表示を効率よく行
   うためにはICT(コンピューター処理とネットワーク)が必要となっている 。

(12)新しいタイプの旅行・観光として現地での情報提供など着地型観光も増えてきているが、多ニーズへ
の商品化が難しいのが現状である。観光客のこだわりや個性化も複雑化していて、現地での的確な情
   報をいかに提供するかも課題になっている。

講義風景

参加者の皆様は観光は非日常を求める行動と理解をしていましたが、日常に近いが、少し違った日常である、
「異日常」としての地域の文化風土歴史などを疑似体験するなどのニューツーリズムなどの概念を聞いて、
新たな地域資源をそれぞれが思い起こしていたようです。意外にその地域に住んでる人にはその地域のよさ、
コンテンツがわからないのだから、地域外の人から聞くのも大切なことである。同じ体験や景色でも人間に
よって変わるのだろうから、この隠れた資源を観光資源として認識してもらう仕組みや取り組みがこれから
ますます重要となってくるとのことです。

講師からの最新のコメントがありますので、ご紹介させていただきます。

インバウンドに関しましては「爆買い」等の経済的な側面がよく取り上げられておりますが、最近の報道で
は徐々に観光本来の行動に移行しつつあることと中国、韓国、台湾を主体とした東南アジアからの来訪数の
増加が指摘されております。
この流れにおいては言語問題の解決が来訪者の満足度を向上させるための重要な要素の1つとなるものと
考えます。つまり、従来の英語、中国語、ハングルに加えて、よりバリエーションを持たせた多言語対応が
必要となる。
この対策に一役買うのが電子媒体による情報提供ではないかと考えます。
海外からの旅行者が多用しているスマホに向けたコンテンツ制作と無料WiFi設備の整備が人材不足を補完
する手段の提供となると考えます。

田中先生、ご多用なところ興味深い資料の作成と講義の補足をいただき有り難うございました。

論文・著書:

「現代の観光とブランド」大橋編著(「観光情報システム」を分担執筆)同文館出版 (2013/3/23)
「Application of Commercial Databases to Management, Network and Distributed Systems Management」
Morris Sloman編(「Data Model」を分担執筆)


 *開催済みの研究わくわく人生塾の内容です。ご覧下さい
  http://kourokai.blog3.fc2.com/blog-entry-831.html
  http://kourokai.blog3.fc2.com/blog-entry-836.html
  http://kourokai.blog3.fc2.com/blog-entry-861.html



     文責:塾長 渡邊豊

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